公式情報ベース

solidtimeとは?できることや料金、注意点を解説

読む目安 約3分 更新日 2026-08-09solidtime

solidtimeは、仕事にかかった時間を記録し、プロジェクトや顧客ごとに整理できるオープンソース(ソースコードが公開され、誰でも利用・改変できる形で提供されるソフトウェア)のタイムトラッキングツールです。タイマーで作業時間を測るだけでなく、請求対象の時間を分けたり、集計結果を共有・出力したりできます。

特に検討しやすいのは、時間の記録から顧客別の集計までを一つの流れで扱いたい場合です。一方、料金にはクラウド版のプランとオンプレミス(自社の環境にソフトウェアを設置して運用する形)という選択肢があるため、必要な機能だけでなく、どこで運用するかも先に決めておくと判断しやすくなります。

solidtimeでできること

タイマーとタイムシートで時間を記録する

記録方法は大きく2つあります。

一つは、作業を始めるときにタイマーを動かし、終わったら停止する方法です。停止した後の記録は、タイムシート(作業時間の一覧表)で編集できます。もう一つは、プロジェクトやタスクごとの週次表に作業時間を入力し、記録を作成・修正する方法です。

たとえば、作業中はタイマーを使い、あとから一週間分を見直すときは週次表で整える、といった使い分けができます。リアルタイムの計測と、あとからまとめて入力する運用のどちらにも対応できます。

プロジェクトや顧客単位で整理する

記録した時間は、プロジェクト管理と組み合わせて扱えます。プロジェクトには料金レート(請求に使う単価)を設定でき、チーム内の役割やアクセスの範囲も管理できます。

「合計で何時間働いたか」を残すだけでなく、どの案件に時間を使ったのかを分けて把握したい場合に役立ちます。顧客別・案件別に記録を整理しておけば、後の集計や請求対象時間の確認にもつなげやすくなります。

請求対象の時間と料金レートを扱う

レポートでは、請求対象かどうかで時間を絞り込めます。料金レートは、組織全体、組織のメンバー、プロジェクト、プロジェクトのメンバーという単位で設定でき、より細かい単位の設定が上位の設定より優先されます。

たとえば、基本となるレートを用意しつつ、特定のプロジェクトや担当者だけ別のレートにする構成が可能です。案件ごとに請求条件が異なる場合は、どの単位でレートを持たせるかを導入前に整理しておくと運用しやすくなります。

レポートを絞り込み、共有・出力する

レポートは、メンバー、プロジェクト、顧客、タスク、タグ、請求対象の状態、期間で絞り込みやグループ化ができます。必要な範囲だけをまとめたいときに、集計の切り口を変えられます。

結果は、閲覧専用のレポートリンクで共有できるほか、PDF、CSV、Excel形式で出力できます。顧客には閲覧用リンクを渡し、社内ではCSVやExcelに出して別の集計に使う、といった分け方も考えられます。

料金の見方

クラウド版は、Soloが無料、Professionalが年払いの場合に1ユーザーあたり月額8ユーロと案内されています。また、オンプレミスも選択肢として示されています。

料金を比べるときは、無料か有料かだけでなく、利用人数と運用方法を一緒に見るのがポイントです。Professionalはユーザー単位の料金なので、利用者が増えるなら人数を掛けて費用を考える必要があります。自分たちの環境で運用したい場合は、オンプレミスも含めて検討できます。

注意

料金情報は2026年8月7日時点の確認内容です。Professionalの月額8ユーロは年払い時の1ユーザーあたりの金額です。契約前に、対象プラン、請求周期、通貨、オンプレミスの条件を公式の料金案内で確認してください。

solidtimeが合うかを判断するポイント

solidtimeは、時間を測る機能だけを探している場合よりも、記録した時間をプロジェクトや顧客へ割り当て、請求対象の確認やレポート作成まで行いたい場合に検討しやすいツールです。

判断の分かれ目になるのは、記録方法、料金レートの管理、レポートの使い道、運用する場所です。タイマーと週次表の両方を使いたいか、顧客や案件ごとの集計が必要か、閲覧リンクやファイル出力を使うかを具体的に考えると、必要な範囲が見えやすくなります。

また、solidtimeはオープンソースで提供され、クラウド版に加えてオンプレミスも選べます。運用場所を自分で決めたい場合は候補になりますが、クラウドを使うのか、自分たちの環境で運用するのかによって、準備や費用の見方が変わります。

確認しておきたいこと

作業中のタイマー計測と、週次表への入力の、どちらを使いたいか
プロジェクトや顧客ごとに、請求対象時間と料金レートを分ける必要があるか
クラウド版を選ぶか、オンプレミスで運用するか。Professionalなら、利用人数に応じた費用を無理なく負担できるか

よくある質問

Q.無料で使える?

A.クラウド版のSoloは無料と案内されています。有料のProfessionalは、年払いで1ユーザーあたり月額8ユーロです。利用前に最新のプラン条件を確認してください。

Q.タイマーを使わずに時間を入力できる?

A.できます。プロジェクトやタスクごとの週次表に作業時間を入力し、時間記録を作成・編集できます。タイマーで測った記録も、停止後にタイムシートから編集できます。

Q.レポートはどのように共有できる?

A.閲覧専用リンクで共有できます。PDF、CSV、Excel形式への出力にも対応しています。

まとめ

solidtimeは、タイマーや週次表で時間を記録し、プロジェクト・顧客・請求対象と結び付けて整理できるツールです。料金レートを細かい単位で設定でき、レポートは用途に合わせて絞り込んだうえで、リンク共有やファイル出力ができます。

まず、自分が必要としているのが単純な時間計測なのか、案件別の集計や請求まで含む管理なのかを整理してみてください。そのうえで、クラウド版とオンプレミスのどちらで運用するか、利用人数を含めた料金条件が合うかを確認すると選びやすくなります。

出典

確認日: 2026-08-09(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Solidtime