TrackingTimeは、仕事にかかった時間を記録し、プロジェクトや顧客、タスクごとに整理するためのツールです。作業時間を測るだけでなく、請求対象の時間を分けたり、レポートを共有したりするところまで、一つの流れで扱えます。
特に検討しやすいのは、複数の案件を抱えていて、誰が何にどれだけ時間を使ったかを後から確認したいチームです。時間の記録方法、請求や原価に使う設定、レポートの共有方法を順に見ていきましょう。
作業時間はタイマーで測るほか、後から手入力もできます。カレンダー連携にも対応しているため、予定を見ながら記録を整える使い方も可能です。
記録の入口はWeb上の操作だけではありません。ブラウザー拡張機能やSlack、Microsoft Teamsからも時間を記録できます。普段使う仕事環境から記録できるかどうかは、入力の手間を減らしたい人にとって確認しやすいポイントです。
AutoTrackという任意の機能もあります。これはアプリの利用時間をもとに記録の候補を提示し、本人が必要なものを時間記録にする仕組みです。自動で勤務記録を確定するのではなく、候補を見て本人が選ぶ形です。
プロジェクトには、タスク、予定時間、顧客、アクセス権限を設定できます。同じメンバーが複数の顧客案件を担当していても、記録した時間を案件と作業内容に分けて確認できます。
予定時間と実際に使った時間を同じプロジェクトで見られるため、当初の見積もりとの差を確認したい場面にも使えます。プロジェクトレポートでは、実績時間と予定時間に加え、コスト、レート、期限を確認できます。
顧客への請求に使う時間と、社内作業のように請求しない時間は、分けて扱えます。請求対象の時間はプロジェクトや顧客ごとに整理できるので、作業記録を請求の確認につなげたい場合に役立ちます。
レートはプロジェクト、タスク、ユーザーの3段階で、時間単価または固定レートを設定できます。担当者ごとの時間単価コストを設定すると、タイムシートレポートでプロジェクトや従業員の合計コストも算出できます。
ここは導入前に運用を決めておきたい部分です。顧客案件ごとに単価が違うのか、特定の作業だけ別のレートを使うのかによって、どの段階に設定するかが変わります。
レポートでは、プロジェクト、タスク、ユーザー、顧客で請求対象時間を絞り込めます。必要な範囲をまとめた後は、PDF、CSV、Excel形式で出力できます。
顧客向けには、閲覧専用のレポートリンクに加え、常時参照できるレポートや定期配信するレポートも用意されています。その都度ファイルを作って渡す運用だけでなく、閲覧用リンクで共有したい場合にも選択肢があります。
TrackingTimeにはFree、Starter、Pro、Businessの4プランがあります。年払いの場合、1ユーザーあたりの月額換算はStarterが3.75米ドル、Proが5.75米ドル、Businessが10米ドルです。
選ぶときは、表示された金額だけでなく、利用人数を掛けた総額で比べると分かりやすいでしょう。必要な機能がどのプランに含まれるかもあわせて確認すると、導入後の費用を見積もりやすくなります。
注意
料金は2026年8月7日時点で確認した年払いの1ユーザーあたり月額換算です。契約前に、対象プラン、請求周期、最新の金額を公式料金ページで確認してください。
TrackingTimeは、Asana、Jira、ClickUp、Monday、Trello、Linear、Azure DevOpsなどとの連携を案内しています。ブラウザー拡張機能やMicrosoft Teamsアプリもあります。
連携先の多さだけで決めるのではなく、自分たちが日常的に使うサービスから時間を記録できるかを確認するのが実用的です。開発者向けの支援も案内されていますが、専門的な連携が必要な場合は、実現したい処理に対応できるかを個別に確認する必要があります。
TrackingTimeは、スクリーンショット、キー入力、GPS、本人の同意がないアプリ利用記録を行わないと案内しています。AutoTrackの活動データは端末内で処理され、本人が時間記録にするまでは本人だけに留まります。
そのため、画面やキー入力を監視する仕組みを前提にせず、本人が時間を記録する運用を組みたい場合に検討しやすい設計です。一方、記録を本人に任せる部分があるため、チーム内で記録の細かさやタイミングをそろえられるかは確かめておきましょう。
TrackingTimeは、時間の入力から案件別の集計、請求対象時間の整理、レポート共有までをつなげたいときに候補になります。導入を判断するときは、必要な入力方法とレポートがそろうかに加えて、チームで続けられる記録ルールを作れるかまで見ると、自分たちに合うか判断しやすくなります。
Q.無料プランはある?
A.Freeプランがあります。有料プランにはStarter、Pro、Businessがあり、料金は利用人数と請求周期を含めて確認する必要があります。
Q.タイマーを毎回起動しないと記録できない?
A.タイマーだけでなく、手入力やカレンダー連携でも記録できます。ブラウザー拡張機能、Slack、Microsoft Teamsからの記録にも対応しています。
Q.顧客にレポートを共有できる?
A.顧客向けの閲覧専用リンク、常時参照できるレポート、定期配信するレポートが案内されています。PDF、CSV、Excel形式での出力もできます。
確認日: 2026-08-07(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
Trackingtime