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Toggl Track・Clockify・Harvestの違いを比較!記録・請求・プロジェクト運用で選ぶ

読む目安 約6分 更新日 2026-08-07Toggl TrackClockifyHarvest

Toggl Track、Clockify、Harvestは、いずれも作業時間を記録し、顧客やプロジェクトごとに整理できるツールです。こうしたツールは「タイムトラッキングツール」と呼ばれ、何にどれだけ時間を使ったかを後から集計できるようにするのが役割です。

3つとも用途は近いのですが、記録方法の選択肢、請求対象時間の扱い、レポートの出し方には違いがあります。選ぶときは「タイマーが使えるか」だけを見るのではなく、普段どう記録するか、記録した時間を何に使うかを先に決めておくと比較しやすくなります。

結論を先に

Toggl Track

こんな人に

タイマー、手入力、時間だけの入力、パソコン上のアクティビティ履歴を使い分けたい

Clockify

こんな人に

最大5人で無料から始め、プロジェクト数を気にせず記録したい

Harvest

こんな人に

顧客への請求と、プロジェクト予算の確認までつなげたい

3製品ともプロジェクトや顧客に時間を割り当てられます。そのため、記録した後に何をしたいかで選び分けるのが分かりやすい方法です。

3製品の違いを一覧で比較

まず、日々の記録から集計までの違いを整理します。

比較項目Toggl TrackClockifyHarvest
主な記録方法タイマー、作業後の手入力、時間だけの入力、デスクトップのアクティビティ履歴タイマー、タイムシート、自動記録、カレンダータイマー、日・週表示からの直接入力
時間の整理プロジェクト、タスク、顧客プロジェクト、顧客、タスク、タグ顧客、プロジェクト、タスク
請求対象時間Starterで請求レートを設定Basic以上で請求レートと過去のレートを扱う請求対象・対象外を分析し、担当者ごとに請求レートを設定
レポートリンク共有、定期レポートPDF・CSV・Excel出力、リンク共有、メールレポート顧客・プロジェクト・タスク・担当者別の確認、CSV・Excel・PDF出力、定期送信
無料プランの公開条件Freeプランあり最大5人、プロジェクト数は無制限1人、2プロジェクト

3製品とも、時間を分類して後から確認できる点は共通しています。差が出るのは、記録を忘れたときの補い方、請求レートを使い始められるプラン、そして無料プランで扱える人数やプロジェクト数です。

記録方法で選ぶ

記録の仕方を細かく選びたいならToggl Track

Toggl Trackは、作業中にタイマーを回す方法だけでなく、作業後の手入力や、開始・終了の時刻を指定せず作業時間の長さだけを入力する方法にも対応しています。予定どおりにタイマーを開始できなかった日でも、記録を後から整えやすい構成です。

WindowsとmacOSのデスクトップアプリでは、10秒を超えて使ったアプリやWebサイトの履歴をタイムラインに残せます。その履歴のうち、どれを正式な時間記録にするかは利用者が選びます。自動で集めた履歴がそのまま勤務記録になる仕組みではないため、入力漏れを振り返るための手がかりとして使いたい場合に合います。

無料プランで複数の記録方法を試すならClockify

Clockifyの無料プランには、タイマー、タイムシート(一日分や一週間分を表形式でまとめて入力する方法)、自動記録、カレンダー、操作していない時間の検知やリマインダーが含まれます。タイマー中心で始めて、必要に応じてタイムシートやカレンダーへ広げたい場合に検討しやすい製品です。

時間はプロジェクト、顧客、タスク、タグで分類できます。たとえば同じ顧客の仕事でも、案件と作業内容を分けたうえで、集計用の目印としてタグを付ける、といった使い方ができます。

記録と顧客業務を近づけたいならHarvest

Harvestは、ブラウザ、デスクトップ、モバイルからタイマーを使えるほか、日単位または週単位の画面へ直接入力できます。時間を顧客、プロジェクト、タスクに結び付けて記録するため、「誰の、どの案件で、何に時間を使ったか」を、その後の請求や分析につなげやすい構成です。

デスクトップアプリはmacOSとWindows、モバイルアプリはiOSとAndroidに対応しています。外出先とパソコン作業の両方で、同じ案件の時間を残したい場合にも候補になります。

請求対象時間とプロジェクト運用で選ぶ

時間を記録するだけであれば3製品とも候補になります。顧客への請求額や案件の採算まで考えるなら、請求レート(時間あたりの単価)と予算をどこまで扱えるかを見ましょう。

Toggl Trackは、Starterで請求レートを利用できます。プロジェクト、タスク、顧客という単位で時間を整理し、記録した時間を請求対象として扱いたい場合の入口になります。Starterでは、プロジェクトやタスクの予定時間と通知も用意されています。

Clockifyは、Basic以上で請求レートと過去のレートを扱えます。現在の単価を設定するだけでなく、レートを変更した後も過去の記録を区別したい運用に向いています。見積時間と実績時間の比較、売上・原価・利益の内訳確認も案内されていますが、必要なプランと実際の集計単位は導入前に確認しましょう。

Harvestは、請求対象と対象外の時間を分けて分析でき、担当者ごとの請求レートも設定できます。さらに、時間または請求額でプロジェクト予算を設定し、超過する前に通知を受け取る機能があります。時間の集計を顧客への請求や予算管理へつなげたい場合に、比較の焦点が合いやすい製品です。

レポートの共有・出力で選ぶ

集計結果を誰にどう渡すかも、日々の使い勝手を左右します。

Toggl Trackは、レポートをリンクで共有でき、定期レポートにも対応しています。毎回画面を開かなくても、決まった頻度で集計を受け取りたい場合に使えます。

Clockifyは、レポートをPDF、CSV、Excelで出力でき、共有リンクとメールレポートも利用できます。社外にはPDF、追加集計にはCSVやExcel、というように、渡す相手や後の作業に合わせて形式を変えられます。

Harvestは、顧客、プロジェクト、タスク、担当者別に時間を確認でき、権限に応じて請求情報も表示します。詳細な時間レポートはCSVまたはExcel、アプリ内の表示はPDFに出力できます。条件を指定したレポートの保存と定期送信にも対応しているため、同じ切り口で案件を継続的に確認したい運用に合わせやすいでしょう。

料金は、無料枠と有料化の目的を分けて考える

無料枠と有料プランについて公開されている条件は、3製品でそろっていません。まず無料プランで必要な人数とプロジェクト数を満たせるかを確認し、そのうえで、どの機能のために有料化するのかを考える順番がおすすめです。

Toggl Trackには、Free、Starter、Premium、Enterpriseがあります。請求レートを使う場合はStarterが入口です。

ClockifyのFreeは最大5人で、プロジェクト数は無制限です。年払い時の1席あたり月額は、Standardが5.49米ドル、Proが7.99米ドル、Enterpriseが11.99米ドルと案内されています。請求レートと過去のレートはBasic以上が対象です。

HarvestのFreeは1人・2プロジェクトです。Teamsは年払いで1席あたり月額9米ドルからで、ほかにEnterpriseがあります。無料で試す場合は、2プロジェクトという上限が自分の使い方に足りるかを最初に確認しておきましょう。

注意

料金とプラン条件は2026年8月7日にグローバル向けの公式情報で確認した内容です。契約前に、利用地域、請求周期、必要な機能が含まれるプラン、最新価格を確認してください。

用途別の選び方

個人の記録漏れを減らしたい

作業中のタイマーに加えて、後から手入力したり、パソコン上の履歴を見て補ったりしたいならToggl Trackが候補です。履歴の中から正式な記録にする内容を自分で選べる点も、あわせて確認しておきたいところです。

少人数で無料から共同利用したい

最大5人で使い始め、無料のままプロジェクトを複数作りたいならClockifyを先に試しやすいでしょう。タイマー以外の記録方法も無料プランに含まれるため、チーム内で入力方法を試せます。

顧客案件の請求と予算をまとめて見たい

請求対象時間、担当者ごとの請求レート、案件予算を一緒に扱いたいならHarvestが候補です。無料プランの人数とプロジェクト数は限られるため、継続して使うことを考える場合は、Teamsの費用も含めて判断します。

確認しておきたいこと

タイマーを押し忘れたとき、手入力、自動記録、履歴のどれで補いたいか
無料で使いたい人数と、同時に動かすプロジェクト数が、各製品の無料プランの範囲に収まるか
記録した時間は、社内集計、顧客への請求、案件予算の確認のどこまで使いたいか

よくある質問

Q.3製品とも無料で使えますか?

A.いずれも無料プランがあります。ただし条件は異なり、Clockifyは最大5人でプロジェクト数が無制限、Harvestは1人・2プロジェクトです。Toggl TrackのFreeを選ぶ場合は、必要な人数や利用条件を申込み前に確認してください。

Q.請求レートを設定できるのはどれですか?

A.3製品とも扱えます。Toggl TrackはStarter、ClockifyはBasic以上で利用できます。Harvestは担当者ごとの請求レートを設定でき、請求対象と対象外の時間も分析できます。

Q.レポートを表計算ソフトで加工したい場合はどうすればよいですか?

A.ClockifyはCSVとExcelで出力でき、Harvestは詳細な時間レポートをCSVとExcelで出力できます。表計算ソフトでの加工を前提にするなら、この2製品は出力形式を選ぶ段階で比較しやすいでしょう。Toggl Trackは、リンク共有と定期レポートに対応しています。

Q.案件の予算オーバーに気付きたい場合はどれが向いていますか?

A.Harvestには、時間または請求額でプロジェクト予算を設定し、超過する前に通知を受け取る機能があります。Toggl TrackはStarterでプロジェクトやタスクの予定時間と通知を用意しており、Clockifyは見積時間と実績時間を比較できます。どこまで細かく管理したいかで選びましょう。

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出典

確認日: 2026-08-07(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Toggl-track

Clockify

Harvest