公式情報ベース

Toggl Trackとは?できることや料金、注意点を解説

読む目安 約4分 更新日 2026-08-07Toggl Track

Toggl Track(トグル・トラック)は、仕事にかかった時間を記録して、プロジェクトや顧客ごとに整理できるツールです。こうした種類のツールは「タイムトラッキングツール」と呼ばれ、何にどれだけ時間を使ったかを後から見返せるようにするのが役割です。

Toggl TrackはWeb、パソコン用のアプリ、スマートフォンで使え、オンラインのときにデータが同期されます。単に作業時間を測るだけでなく、請求の対象になる時間を分けて扱ったり、記録をレポートとして人に共有したりできる点が特徴です。

個人の時間管理に使う場合も、チームで案件ごとの時間を把握する場合も、見るべき点は次の3つに整理できます。

1. どうやって時間を記録するか

2. 何ごとに集計したいか

3. そのために必要な料金プランはどれか

この記事では、この3点に沿ってToggl Trackでできることを説明します。

Toggl Trackでできること

その場でも、作業が終わった後でも記録できる

時間の記録方法は1つではありません。次の3つがあります。

たとえば、集中して作業している間はタイマーを使い、記録を忘れていた打ち合わせは後から入力する、といった使い分けができます。すべての記録を同じ方法にそろえる必要がないため、仕事の進め方に合わせて選べます。

WindowsとmacOSのデスクトップアプリには、10秒を超えて使ったアプリやWebサイトの活動を、タイムラインとして記録する仕組みもあります。ただし、記録された活動をそのまま作業時間として扱うわけではなく、どれを時間記録として残すかは利用者が選びます。この自動記録を使いたい場合は、「活動の履歴」と「確定した時間記録」は別のものだと考えておくと、混乱しにくくなります。

プロジェクト・タスク・顧客ごとに整理できる

記録した時間は、プロジェクト、タスク、顧客に結びつけて管理できます。たとえば「A社のサイト制作」というプロジェクトを作り、その中で打ち合わせと制作作業を別々のタスクとして記録する、という整理ができます。

この分け方を先に決めておくと、後から「どの顧客にどれだけ時間を使ったか」「1つの案件の中で何に時間がかかったか」を振り返りやすくなります。ただし、細かく分けすぎると入力の手間が増えます。最初は、実際に集計して見たい単位だけを作るのがよいでしょう。

請求する時間や、見積もり時間を管理できる

Starterプランでは、請求対象の時間に単価を設定できます。時間単位で請求する仕事であれば、作業時間を残すだけでなく、請求に関わる記録としても扱えます。

同じくStarterプランでは、プロジェクトやタスクに時間の見積もりを設定し、アラートを受け取れます。予定していた時間に近づいたことを知りたい案件で役立ちます。また、収益性の確認は、プロジェクト、タスク、顧客、メンバー、チームといった単位で扱えます。

記録をレポートとして共有できる

記録した時間は、レポートへのリンクを使って他の人と共有できます。同じ内容を定期的に確認したい場合には、スケジュールしたレポートも利用できます。

顧客への作業報告や、チーム内の週次確認など、時間記録を自分以外の人に渡す場面に向いています。記録を続けること自体で終わりにするのか、その後の報告まで含めて運用したいのかが、判断の分かれ目になります。

外部ツールやカレンダーとつなげられる

ブラウザーの拡張機能を通じて、100を超えるツールとの連携が案内されています。Google CalendarとOutlook Calendarとの連携にも対応しています。

すでに使っているツールや予定表と組み合わせたい場合は、導入前に、必要な連携先が対象に含まれているかを確認しておくとよいでしょう。

料金プランの見方

Toggl Trackには、Free、Starter、Premium、Enterpriseの4つのプランがあります。無料から始められますが、請求対象時間の単価設定や、プロジェクト・タスクの時間見積もりとアラートは、Starterで案内されている機能です。

そのため、「まず時間を記録して整理したいだけなのか」「請求や見積もりの管理まで必要なのか」を分けて考えると、必要なプランを判断しやすくなります。チームで使う場合は、必要な機能と契約条件をあわせて確認してください。

注意

料金とプラン条件は2026年8月7日時点で確認された内容です。契約前に、利用する市場での最新料金と、必要な機能がどのプランに含まれるかを公式の料金ページで確認してください。

自分の用途に合うか判断するには

Toggl Trackは、タイマーだけに頼らず、作業後の手動入力や、かかった時間だけの入力も組み合わせて使いたい場合に検討しやすいツールです。記録をプロジェクトや顧客に割り当て、レポートや請求に活用したい場合にも選択肢になります。

一方で、時間を測るだけが目的なら、プロジェクトやタスクを細かく設計する必要はありません。後から見たい集計に合わせて、必要な分類だけを使うほうが、運用を続けやすくなります。

また、請求単価や時間見積もりを使いたい場合は、無料プランだけを見て判断せず、Starterを含めて条件を確認する必要があります。

導入前に確認しておきたいこと

自分の仕事では、タイマー、作業後の手動入力、かかった時間だけの入力のどれを使いたいか
時間を、プロジェクト・タスク・顧客のどの単位で集計したいか
請求単価や時間見積もりが必要な場合、Starterの費用と契約条件が予算に合うか

よくある質問

Q.無料で使える?

A.Freeプランがあります。ただし、自分に必要な機能が無料プランに含まれるかどうかは、契約前に最新のプラン条件で確認してください。

Q.時間はタイマーでしか記録できない?

A.いいえ。タイマーのほかに、作業後の手動入力や、かかった時間だけを指定する記録方法もあります。

Q.顧客やチームに記録を共有できる?

A.レポートへのリンクを共有できます。定期的に確認してもらいたい場合は、スケジュールしたレポートも利用できます。

Q.パソコンでの作業は自動で記録される?

A.WindowsとmacOSのデスクトップアプリには、10秒を超えて使ったアプリやWebサイトの活動をタイムラインに記録する仕組みがあります。ただし、そのうちどれを時間記録として残すかは、利用者が選びます。

関連記事

出典

確認日: 2026-08-07(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Toggl-track