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Toggl Track・Clockifyの違いを比較!記録・請求・プロジェクト運用で選ぶ

読む目安 約5分 更新日 2026-08-07Toggl TrackClockify

Toggl TrackとClockifyは、どちらも作業時間を記録し、プロジェクトや顧客ごとに整理できるツールです。こうしたツールは「タイムトラッキングツール」と呼ばれ、何にどれだけ時間を使ったかを後から集計できるようにするのが役割です。

2つは似た用途のツールですが、時間の残し方、請求業務へのつなげ方、集計結果の渡し方には違いがあります。機能の数だけで比べるのではなく、毎日の記録から集計後の使い道までを一続きの流れとして考えると、自分に合うほうを選びやすくなります。

結論を先に

Toggl Track

こんな人に

パソコン上のアプリやWebサイトの活動履歴を見ながら、記録に残す内容を自分で選びたい

Clockify

こんな人に

タイマー、タイムシート、自動記録、カレンダーを使い分けたい。集計をPDF・CSV・Excelでも渡したい

なお、請求金額の計算に使う「請求レート」は、どちらも無料プランだけで判断できません。必要な有料プランまで含めて確認してください。

違いが分かる比較表

比較点Toggl TrackClockify
時間の記録タイマー、作業後の手入力、時間の長さだけを入力する方法に対応タイマー、タイムシート、自動記録、カレンダーに対応
活動履歴の扱いWindows・macOSのデスクトップアプリで、10秒を超えるアプリやWebサイトの活動を履歴に残す。そのうちどれを時間記録にするかは利用者が選ぶアイドル検知やリマインダーを用意。Proでは位置情報やスクリーンショットなどの任意機能もある
仕事の分類プロジェクト、タスク、顧客に整理プロジェクト、顧客、タスク、タグに整理
請求レートStarterで利用できるBasic以上で請求レートと過去のレートを扱える
レポート共有レポートへのリンク共有と定期レポートに対応レポート共有とメール送信に加え、PDF・CSV・Excelへ出力できる

大枠は似ていますが、判断を左右しやすいのは「記録をどう残すか」と「集計結果をどう使うか」の2点です。ここからは、実際に使う流れに沿って違いを見ていきます。

記録方法は、後から手を入れる量まで考えて選ぶ

Toggl Trackには、タイマーを動かす方法、作業後に手入力する方法、開始・終了の時刻を決めずに作業時間の長さだけを入れる方法があります。これから始める作業はタイマー、記録を忘れていた作業は手入力、というように状況に応じて使い分けられます。

もう1つの特徴は、Windows・macOSのデスクトップアプリで、10秒を超えて使ったアプリやWebサイトの活動をタイムラインに記録できることです。ここに残った活動がそのまま正式な時間記録になるわけではなく、どれを時間記録にするかは利用者が決めます。記録漏れを活動履歴から拾いながら、提出する記録は自分で整えたい場合に合う仕組みです。

Clockifyの無料プランには、タイマー、タイムシート(一日分や一週間分を表形式でまとめて入力する方法)、自動記録、カレンダーに加え、アイドル検知やリマインダーが含まれます。集中している間はタイマーを使い、後から一日分を表形式で補う、といった運用が考えられます。記録忘れへの対策も含め、複数の入力方法を最初から試したい場合に検討しやすいでしょう。

ここで確認したいのは、自動記録があるかどうかだけではありません。活動履歴を見てから正式な記録を作りたいのか、タイムシートやカレンダーを含む複数の方法を使い分けたいのかで、向く選択が変わります。

プロジェクトと顧客への振り分けは、必要な細かさで比べる

Toggl Trackは、時間をプロジェクト、タスク、顧客に結び付けられます。Clockifyもプロジェクト、顧客、タスクで整理でき、さらにタグを使えます。どちらも「何時間働いたか」だけでなく、「どの案件や顧客に時間を使ったか」を後から集計する土台を作れます。

たとえば、1つの顧客に複数の案件があり、案件の中の作業まで分けたい場合は、顧客・プロジェクト・タスクの階層をどう使うかを先に決めておくと比較しやすくなります。案件をまたいだ目印も付けたいなら、Clockifyのタグが自分の分類方法に合うかを確認しましょう。逆にタグを使う予定がなければ、この差だけで決める必要はありません。

予算の管理まで進めたい場合、Toggl TrackのStarterではプロジェクトやタスクの予定時間と通知が案内されています。Clockifyには、見積時間と実績時間を比べる機能があります。どちらを選ぶ場合も、単に時間を記録したいのか、予定を超えたことにも気付きたいのかを分けて考えることが大切です。

請求に使うなら、レートとレポートをセットで見る

顧客への請求に時間記録を使う場合は、請求対象の時間を集計できるかだけでは足りません。金額計算に使うレート(単価)と、結果を相手に渡す方法まで確認が必要です。

Toggl Trackでは、請求レートはStarterで案内されています。レポートはリンクで共有でき、定期レポートにも対応します。集計結果をリンクで確認してもらう運用や、決まった周期でレポートを受け取りたい運用に向いています。

Clockifyでは、Basic以上で請求レートと過去のレートを扱えます。レートを変更した後も、以前の条件で計算した分を区別したい場合は、過去レートを扱える点が判断材料になります。レポートは共有やメール送信のほか、PDF、CSV、Excelへ出力できます。請求先へPDFを渡す、CSVやExcelで追加の集計をする、といったファイル中心の流れなら、Clockifyの出力方法が合うかを確認するとよいでしょう。

料金は無料枠ではなく、必要な機能の入口で比べる

両製品とも無料プランを用意していますが、請求業務まで含めると有料プランの条件が関わってきます。

Toggl TrackはFree、Starter、Premium、Enterpriseという構成で、請求レートはStarterが入口です。

Clockifyは、無料プランでプロジェクト数に上限を設けず、利用者は最大5人と案内しています。有料プランは年払いの場合、Standardが1席あたり月額5.49米ドル、Proが7.99米ドル、Enterpriseが11.99米ドルです。請求レートはBasic以上で利用できます。

Toggl Trackについては、今回確認できる材料に各プランの金額がないため、金額だけを横並びで比べることはできません。まず必要な機能がどのプランから使えるかを絞り込み、そのうえで該当するプラン同士の金額を契約時に確認するのが安全です。

注意

料金とプラン条件は2026年8月7日時点の確認内容です。契約前に、対象地域、支払い周期、利用人数を含む最新条件を各製品の料金ページで確認してください。

活動の可視化は、チームへの影響も確認する

作業内容を自動的に捉える機能は、記録漏れを補える一方で、何が記録され、誰に見えるのかが運用に影響します。

Toggl Trackのデスクトップアプリによる活動履歴では、正式な時間記録にする活動を利用者自身が選びます。個人が自分の記録を補う流れを重視するなら、この制御のしかたが目的に合うかを確認しましょう。

Clockifyでは、Proに位置情報の記録、スクリーンショット、チーム活動の機能があり、いずれも任意で使うものです。使う予定がある場合は、導入前に必要性と利用範囲を決めておくべきです。使わない場合でも、目的に不要な機能は有効にしないという運用方針を決めておくと、チームに説明しやすくなります。

確認しておきたいこと

記録漏れは活動履歴から自分で拾いたいか、それともタイムシートやカレンダーも含めて入力方法を使い分けたいか
顧客やチームへの報告はリンクで足りるか、PDF・CSV・Excelのファイルが必要か
顧客・プロジェクト・タスク以外の分類、請求レート、予定と実績の比較、活動の可視化のうち、必要なものがどのプランに含まれるか確認したか

迷ったときの選び方

Toggl Trackは、タイマーや手入力に加え、パソコン上の活動履歴から必要な内容だけを選んで時間記録にしたい場合に向いています。レポートをリンクで共有したり、定期的に受け取ったりする運用とも組み合わせられます。

Clockifyは、タイマー、タイムシート、自動記録、カレンダーといった複数の記録方法を使い分けたい場合や、集計結果をPDF・CSV・Excelでも扱いたい場合に向いています。プロジェクト数に上限のない無料プランから始めたい場合も候補になります。

最終的には、無料で始められるかどうかだけでなく、請求レートを使う段階でどのプランが必要になるか、そして相手にレポートをどう渡すかで決めると迷いにくくなります。実際の案件を1つ思い浮かべ、記録・分類・集計・共有までを無理なく続けられるほうを選びましょう。

よくある質問

Q.無料プランだけで試せる?

A.どちらにも無料プランがあります。Clockifyの無料プランは最大5人で、プロジェクト数に上限がありません。ただし請求レートは、ClockifyではBasic以上、Toggl TrackではStarterで案内されているため、請求に使う予定があれば有料プランの条件も確認してください。

Q.記録忘れを補いやすいのはどちら?

A.補い方が異なります。Toggl Trackは、パソコン上の活動履歴から正式な時間記録にする内容を選べます。Clockifyは、自動記録、カレンダー、アイドル検知やリマインダーを無料プランに含めています。後から自分で見直したいのか、複数の記録方法を使いたいのかで選びましょう。

Q.顧客へレポートを渡すならどちら?

A.リンクでの共有はどちらもできます。Toggl Trackは定期レポート、Clockifyはメール送信とPDF・CSV・Excelへの出力も案内しています。相手がリンクを確認できるのか、決まったファイル形式で渡す必要があるのかを基準にしてください。

Q.料金だけで比べられる?

A.今回確認できる材料には、Toggl Trackの各プランの金額が含まれていません。そのため、まず必要な機能がどのプランから使えるかを絞り込み、そのプラン同士で最新の金額を確認する順番をおすすめします。

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出典

確認日: 2026-08-07(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

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Clockify